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人と地球を幸せにしちゃうゾ! 木を植える=地球とつながる [植林ツアーPart2]

私が参加させていただいた植林ツアーは今年で4年目、毎年100名ほどの参加者によって中国内モンゴル自治区で年間10万本もの植樹を続けているとのことでした。今回も10万本の苗木を用意し、ツアー期間中に約15000本を植えました。残りの85000本は、現地で植林の管理をしてくれている中国の人たちの手で植えられます。

森を守りたいまず驚いたのは、参加者の層が幅広いこと。20代~30代前半の若者が目立ちましたが、40代以上の熟年のみなさんもかなりの割合を占めていました。観光をするでもなく、移動日以外の中3日は植林のみという5泊6日のツアーにもかかわらず、毎年参加されている常連さんも多いようで、どうやらこの植林ツアーにはいろんな魅力があるようでした。

さて、実際の植林について少し具体的にご説明したいと思います。地球上のいたるところで、砂漠化が深刻な問題になってきていますが、内モンゴルもその一つ。放牧のしすぎや地球規模の気候変動等によって、内モンゴルの草原はどんどん砂漠化しているそうです。

このツアーの植林地は、コンザンダク砂地というところで、砂地(さち)とは草原と砂漠の境目のようなエリアです。砂の表面は乾燥していますが、10数センチほど掘るとしっかりと湿っています。この湿り気を頼りに植樹が行われます。つまり木を植えたら普通は十分に水をやると思いますが、ここでは水はやれません。その代わり苗の生育のために必ず竹炭を蒔きます。

森を守りたい植樹の方針等については横浜国立大の宮脇先生のご指導によって行われていますので、先生の50年以上の実践と研究が生かされています。植林地に馴染みのある木を選ぶこと、いろんな種類の木を混ぜて植えていくことがポイントだそうです。今回はリョウトウナラ・ショウジマツ・ヤマアンズ・ポプラ・ニレをひたすら植えました。

「大きく育って~森になって~」砂をかぶせながらいつの間にか祈り出し、完全に植林にはまってしまいました。何となくですが、生き物として嬉しい気がしました。中国に木を植えているという意識は全く無く、地球に命を増やしている感じとでも言うのでしょうか・・・大げさなようですが、とにかく、私は地球とつながりました。

何年か前に植えられたヤマアンズが、果てしなく続く砂地の丘に桜色の花を咲かせていました。(Part3へつづく)

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